インターネットでのアイデンティティをまごつかせて

第二の思春期を終えたオジサンが自分の好きな珈琲や読んだ本に食べたものについて思い出として書き残そうと思います

珈琲店 長月のマンデリンとBnei coffeeのケニア

珈琲店 長月のマンデリン
おいしい。マンデリンの深煎りなんだけど浅めの深煎りというか、フレンチよりも浅いくらいだろうか。比較としては南方郵便機や西東詩集のマンデリンよりも浅い焙煎だ。
マンデリン・フレンチとの出会いはもう10年以上になる。高田馬場と早稲田の間に南方郵便機が支店?を出された際に飲んだのが初めてだった。あの濃厚で甘くてどっしりとしたマンデリンの味に魅了されて、それ以来わたしはフレンチロースト、深煎りの珈琲をこのんで飲むようになった。
長月さんのマンデリンはもちろんマンデリン・フレンチの特徴である濃厚な甘さ重厚さがあり―少し酸味を残しつつ―後味に砂煙のような、12月の枯れ葉のようなスモーキーな土の香りが広がります。カッピング用語ではアーシーとかいうそうですが、これがたまらなく美味しいです。
期間限定の試しに焙煎してみたらしいので、今のうちに是非一度。

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Bnei coffeeのケニア
つい先月に知ったお店なのですが、どうやら私はここのコーヒー豆が好きなようです。もともとケニアは好きで、エチオピアケニアでいったらケニアなので当然好きなのですがBnei coffeeさんのケニアも美味しかったです。
ケニアというと普段はミディアムかシティくらいなのですが、こちらのはフルシティくらいの焙煎で香ばしさがとてもよく引き立っています。わかりやすく美味しいなと。しかしBnei coffeeさんのコーヒーは私の舌には美味しいチョコレートに感じます。焙煎の方法なのかな?(私の舌が鈍感なのは自身も知るところですが)